道路の平坦性を測る、3mプロフィルという機器を使用します。 ポイントは歩く程度の速さで引っ張り、車のタイヤが通過する箇所を選んで測ります。 |
情報化施工のトータルステーションによる測量は、プリズムを持った人を測量機械が自動的に追尾し、幅や高さを瞬時に正確に計測します。 ポイントは測量器械とプリズム障害とならないよう、その前に立ったりしないことです。 |
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1, 舗装出来形確認 車が実際に通る表層部の幅を計測します。 ポイントは、テープをまっすぐ引っ張り、たわみの無いように測ます。ゼロポイントで押さえる人は、相当の力で引っ張られるので、動かないようにする事です。 |
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2, コア確認 車が実際に通る表層部の厚さについて計測します。舗装した表層をくり抜き、コア4箇所の厚さを計測し、その平均厚を確認します。 |
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3, 浸透水量の評価 象潟仁賀保道路は水が染み込む排水性舗装を採用しているため、排水能力を計測します。水が入った試験器にて、舗装に水を浸透させ計測します。 弁を開け、水の量400mlのスタートライン、ストップラインの通過時間を計測し、15秒に換算して評価します。 ポイントは、400ml浸透する時間が4~5秒台であれば問題有りませんが、6秒以上掛かると排水性に問題があるかもしれません。今回はすべて4秒台という結果でした。 |
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4, 防護柵出来形確認 道路の両脇、中央に付く防護柵の高さを測ります。 ポイントは、防護柵上段のビームに水平器を当て、きちんと水平にし、テープは垂直になる様に測る事です。 |
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象潟ICで、秋田河川国道事務所の岡本工務課長より、当事業の概要について説明がありました。
平成27年9月8日(火) 、開通間近の象潟仁賀保道路にて、西目高校土木専攻生徒2,3年生が実際に道路に触れ、現場が行っている施工管理を体験して頂きました。
土木を学んでいる生徒達が、未来を担う土木技術者へと成長し、土木の役割に興味を深めていただく事と、当該事業を理解していただく事を目的に見学、体験して頂きました。
今回の体験は、施工された道路が規定範囲内の出来形で造られているかを4項目に渡り実測しました。説明、指導された施工業者には西目高校OBの方も。
~未来の担い手達へ~