応募作品No.13
作品名:気仙沼大島大橋
学校名:宮城県小牛田農林高等学校 農業技術科農業土木コース
[製作者]
粟野 楓(3年) 千葉 理弘(3年) 眞山 大和(3年) 佐々木 佳祐(3年)
佐山 宗(3年) 庄島 尚希(3年) 菅原 利仁(3年)
作品の種類 | 所在地 | 橋長(m) | 竣工(西暦) | |
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実在する橋の模型 | 宮城県気仙沼市 | 356.1m | 2019年 | |
作品の元となる橋の概略(想像橋の場合は設定等) | ||||
宮城県気仙沼市にある鶴亀大橋という愛称がついたアーチ橋であり、橋の長さ(アーチ支間長)は東日本最大の大きさを誇る。大型のクレーン船により架橋の設置工事が進められ、中央部2700トンの橋桁を大型クレーンで吊り下げ、湾内を移動し設置作業が行われた。現在では気仙沼湾の新たなランドマークとして、市内のいたるところから望める。東日本大震災によって「命の道」となる大島架橋の必要性が再認識され、有識者による大島架橋設計検討委員会において、災害に強く耐久性と維持管理に優れる橋梁の建設を目標とされた。 | ||||
この橋を選んだきっかけ・動機など | ||||
私たちが生まれ育った宮城県の象徴的な橋梁であり、気仙沼大島大橋に用いられる技術や工法はNHKでも放送された。東日本大震災を乗り越えるため、人々に大きな勇気を与えた建設物であり、機能だけでなくその美しさを少しでも模型で表現したいと思った。また、一括架設工法というダイナミックな工法は、これから土木技術者を目指したいと子供たちに思わせるもので、橋が架かるまでの過程を模型にし、一人でも多くの学生たちが建設業の魅力に気づくような作品にしたいと思ったために選んだ。 | ||||
作品の実寸 | ||||
長さ | 奥行 | 重量 | 高さ | 平面積 |
91cm | 45cm | 2.81kg | 84cm | 4141㎠ |
作品の材料(使用した主な材料を記載) | ||||
エゾ松工作材・桧工作材・バルサ材・ベニヤ板・スタイロフォーム・アクリル板・アクリル樹脂用接着剤・竹楊枝・竹串・たこ糸・ナイロン糸・樹脂系モデリングペースト
ジオラマパウダー・モデリングウォーター・各種ペンキ・木工用ボンドなど |
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作品制作の工夫点、苦労した点など | ||||
工夫点 橋をあえて完成させないことによって、気仙沼大島大橋に用いられた一括架設工法の様子を表現し、技術的な魅力も伝わるようにした。 苦労した点 木材をアーチ状に加工することに苦労した。木材の性質でより、同じ型にはめても同様の角度で曲がらずに何度も挑戦した。 |
ホームページ作品発表会の開催にあたり、参加校からたくさんの写真、模型製作プレゼン資料等を提出していただきました。
ご協力ありがとうございました。
(提出のありました写真につきましては、1模型あたり5枚程度の掲載に調整しておりますので、ご了承願います。)