過去の作品
第19回(令和2年度)高校生「橋梁模型」作品発表会

応募作品No.8
作品名:こおろぎ橋
学校名:仙台市立仙台工業高等学校 土木科



[製作者]
荒川  翔(3年)  小幡 弘樹(3年)  菅谷 朋紀(3年)  五十嵐 優和(3年)


作品の種類 所在地 橋長(m) 竣工(西暦)
実在する橋の模型 石川県加賀市 20.8m 1990年
作品の元となる橋の概略(想像橋の場合は設定等)
石川県加賀市の鶴仙渓に架かる、総檜で造られた複方丈橋である。江戸時代に造られた橋と言われ、2019年に架け替えされた橋は4代目となる。
名前の由来は落ちると危険なことから「行路危」が転じたという説と昆虫のコオロギが秋に鳴くからによるという説が伝えられてきたが、最近では「清ら木」から転じたとされる。
この橋を選んだきっかけ・動機など
「令和になってから竣工した橋」を調べていた時に、こおろぎ橋に惹かれ、より詳しく調べたところ、歴史があり古い橋があることを知りました。
新しい橋と古い橋の風情などの違いなどを知ってもらいたいと思い、旧こおろぎ橋を選びました。
作品の実寸
長さ 奥行 重量 高さ 平面積
131cm 27cm 8kg 48.5cm 3537㎠
作品の材料(使用した主な材料を記載)
丸棒、角材、爪楊枝、紙粘土、スタイロフォーム、ABS樹脂
作品制作の工夫点、苦労した点など
・丸棒や角材を直角に組み合わせるため、一つ一つの部材を時間をかけて丁寧にやすりがけしました。
・3Dプリンターで擬宝珠を作り、より実物に近づけるために塗装に気を配り、青錆を表現しました。
・実際のボルト(ネジ)を再現するために、爪楊枝の先端を黒く塗り貼り付けました。
・古い橋(旧こおろぎ橋)を表現するため、アンティークメディウムを使い、使い古した色合いを表現しました。

ホームページ作品発表会の開催にあたり、参加校からたくさんの写真、模型製作プレゼン資料等を提出していただきました。
ご協力ありがとうございました。
(提出のありました写真につきましては、1模型あたり5枚程度の掲載に調整しておりますので、ご了承願います。)