<松川流域>の砂防事業
場所と環境
松川のあらまし
奥羽山脈の東大嶺(標高1,928m)などの山々を水源とし、姥湯・滑川・五色温泉などがある地域から急流で流れ、山形県米沢市板谷付近で北東から東に方向が変わります。福島市安養寺付近で松川によってできた扇状地の先に出て、ほぼ東に向かって流れていきます。そのあと福島市の新興住宅地を抜け、福島市街地の北部で阿武隈川に合流します。
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川の長さ 20.1km
流域面積 91.2km
流域の環境 上流は、磐梯朝日国立公園に指定され、美しい景色やスキー場、滑川温泉、姥湯温泉などの観光地がたくさんあります。
▲ 姥湯温泉
▲ 滑川温泉
これまで行われてきた砂防事業
昭和25年 国の直轄施工区域になる、松川第1堰堤工事実施。
平成16年 松川本川に2基、前川に3基、蟹ケ沢に9基、板谷沢に1基、計15基の砂防堰堤が完成。
主な砂防施設
松川流路工
流路工は、河川の蛇行や洗掘による災害を防止する砂防施設です。松川では、急速に市街化が進む沿川の土砂災害を防止するため、昭和39年から流路工の事業がはじまりました。現在床固や帯工の工事を実施しています。
▲ 松川流路工空中写真
▲ 松川第4床固