記者発表資料 |
平成18年07月12日 |
福島河川国道事務所 |
河川に生息する生物を採取して簡易水質調査を実施します |
国土交通省では、昭和59年からふるさとの川の水環境の現状を知っていただくため、沿川の小中学校、各種団体に参加を頂き、川底に生息する生き物を採取して水質の状況を調査する「水生生物による簡易水質調査」を毎年行っております。 福島河川国道事務所では、今年も阿武隈川上流の国管理区間の6地点で調査を実施することとしておりますので、平成18年7月12日時点での実施予定をお知らせします。 なお、調査実施日が未定の地点については、その日程が決まり次第適宜お知らせします。 |
1.水生生物調査の実施予定日等 @調査箇所:阿武隈川 逢隈橋下流 右岸(郡山市福久山町北小泉地先) 調査団体:郡山市 小泉婦人会、郡山市立小泉小学校 (参加者予定者26名) 調 査 日:7月18日(火)10時30分〜 A調査箇所:荒川 荒川・須川合流点 右岸 (福島市仁井田地先:仁井田南運動公園地先) 調査団体:福島市立福島第一中学校 (参加予定者5名) 調 査 日:7月24日(月)10時30分〜 B調査箇所:阿武隈川 天神橋下流 右岸 (福島市渡利地先:福島県庁向側) 調査団体:福島市立福島二中学校 (参加予定者5名) 調 査 日:7月27日(木)10時30分〜 C調査箇所:阿武隈川 鎌田大橋上流 右岸 (福島市本内地先) 調査団体:福島市立福島三中学校 (参加予定者10名) 調 査 日:7月28日(金)10時30分〜 D調査箇所:阿武隈川 渡利大橋下流 左岸 (福島市腰浜町地先) 調査団体:福島市婦人団体連絡協議会 環境ボランティア委員会 (参加予定者10名) 調 査 日:8月30日(水)10時00分〜 下記の調査地点については、その実施日が決まり次第、お知らせします。 E調査箇所:釈迦堂川 須賀川橋下流 左岸(須賀川市塚田〜中宿地先) 調査団体:須賀川市立第二小学校 (参加予定者60名) 2.河川に生息する生物を指標とした簡易水質調査とは 河川に生息する生き物は、水質の状況を反映していると考えられておりま す。 川の中の生き物のうち、水質の指標となる生物を採取して、水質の状態を 4つの階級に分け、水質状況の調査を行います。 参考:きれいな水の指標生物:カワゲラ、ナガレトビケラ、ヘビトンボ等 少しきたない水の指標生物:ゲンジボタル、ヒラタドロムシ、 カワニナ等 きたない水の指標生物:ミズカマキリ、タイコウチ、ヒル等 大変きたない水の指標生物:セスジユスリカ、サカマキガイ等 3.河川に生息する生物を指標とした簡易水質調査と併せて簡易水質試験(パッ クテスト)も実施します。 簡易水質試験とは、試薬が入ったチューブに河川の水を入れ、試薬と水が反 応して現れた色で水質を計測するもので、パックテストと言っております。 4.その他 調査日が荒天あるいは、水位が高い場合は、調査を中止いたします。 |
問い合わせ先 |
国土交通省福島河川国道事務所 |