記者発表資料
平成17年09月29日

福島河川国道事務所



東南アジアなど10カ国の河川・ダム技術者が
阿武隈川流域の河川・ダム事業を視察
〜阿武隈川の川づくりを学びます〜



  JICA(国際協力機構)主催の集団技術研修の一環として、「河川及びダム工学」コースに参加した10カ国11名の技術者・研究者が、
10月3日(月)から阿武隈川流域の視察研修に訪れます。
  JICAでは、開発途上国の国造りや開発の中核となる技術者・研究者を日本に招いて、それぞれの国の課題にあわせた技術・手法を学んでもらう研修員受入事業を実施しており、今回の視察はその一環として行うものです。
 阿武隈川流域では、近年、洪水災害が頻発しており、国土交通省福島河川国道事務所などでは、地域と一体となった治水対策や減災のための情報提供の充実に取り組むなど、先進的な川づくりを行ってきていることから、研修生として来日した各国の河川・ダム技術者に、阿武隈川における最新の取り組み事例を紹介するものです。

1.実施期日
         平成17年10月3日(月)〜10月7日(金)
         (10月6日〜7日は宮城県内現地視察)

     2.視察場所(別紙位置図参照)
         ・河川(浜尾遊水地、郡山河川防災センター、
                二本松・安達水防災事業他)
         ・砂防(地蔵原堰堤、荒川遊砂地、浄土平他)
         ・ダム(三春ダム、摺上川ダム)
         ・福島河川国道事務所防災センター
                  
3.研修生
   11名(インドネシア、イラン、ケニア、ラオス、ミャンマー、ネパール、
           フィリピン、スリランカ、シリア、ベトナム)


4.日 程 (別添資料 参照)
       ※視察場所、時間については予定であり諸事情により変更する場合が
         あります。

〈別添資料〉
2005年JICA視察行程表及び位置図(PDF 406KB)



問い合わせ先

国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
調査第一課長 菊地裕光 TEL:024-539-6127(直)
〒960-8584 福島県福島市黒岩字榎平36