福島市の岩谷下(いわやした)交差点は、一般国道4号と一般国道115号、市道太平寺・山口線が交差する交差点です。
岩谷下交差点は交通事故の多発を受け、これまでにも改善が図られてきました。それにより事故件数は減少し一定の効果が得られました。しかしながら依然として交通多発地帯となっており、今回更に一層の事故対策を行う交差点です。
平成17年 4月14日に、学識者・地域住民・道路管理者・警察で構成される「岩谷下交差点交通安全対策協議会(構成委員は別紙名簿参照)」を設立し、交通事故の発生状況を分析し必要な対策を協議しました。
分析の結果、事故の発生原因として(1)ドライバーが歩行者・自転車の存在を視認しにくいこと(2)交差点進入速度が高いことの2つの原因があることが分かりました。
2つの事故原因に対する対策は以下のとおりです。
(1)の原因の対応として照明による視認性の向上や道路標識による注意喚起
(2)の原因の対応として交差点のコンパクト化による交差点進入速度の抑制
今回は、交差点コンパクト化の一次対策として、横断歩道・自転車横断帯での事故が増加傾向にあり、なおかつ簡単に対策が可能で効果が高い、一般国道4号南側の事故対策を行うこととなりましたのでお知らせします。
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