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> 福島市『渡利水辺の楽校』周辺をモデル地区とし「わかりやすい河川サイン」を整備します。
記者発表資料
平成17年 3月16日
東北地方整備局
福島河川国道事務所
福島市『渡利水辺の楽校』周辺をモデル地区とし
「わかりやすい河川サイン」を整備します。
現在、阿武隈川には河川名を表示した「河川名標識」や、適正な河川利用を促すための「注意看板」、水門や樋門などの河川管理施設の管理者等を表示した「施設表示板」など様々な看板が立てられています。
これらは、設置時期や表示目的が違うため、デザインに統一感がなく、一部には老朽化が著しく内容がわからなかったり、河川景観を損なうなどの悪影響を感じるものも見受けられました。
当事務所では、これら河川に関する標示板を地域住民が河川を利用するという観点で見直し、住民の立場でわかりやすく、そして利用しやすいものとするため、阿武隈川の渡利水辺の楽校周辺を
「わかりやすい河川サイン(標識)」
モデル地区として、従来からの標示板をすべて撤去し
、3月17日から
整備しますのでお知らせいたします。
記
河川サイン
河川は、道路と同様に地域住民が利用する場所であり、道路に道路標識があるように、河川にも位置や施設の案内、河川利用のための注意事項など、様々な標識が必要です。そこで、河川用標識の総称として「河川サイン」(造語)と名付け継続的な整備を実施していくこととしました。
整備区域
今年度は、福島市内で特に河川利用の多い、県庁裏隈畔、渡利水辺の楽校周辺を選定し、整備しました。
阿武隈川渡利大橋(福島市)から天神橋(福島市)の区間
※)別紙位置図参照
整備コンセプト
◇各種標示板のデザインの統一
◇表示内容の目的にあった設置内容と形状
◇河川景観を損なわない設置箇所の選定
◇河川愛護や河川利用、防災などの啓蒙のためのサインの活用
整備内容
今年度は、既存標示板の撤去及び、樋門樋管名標示板、通行規制標示板、洪水位標示板、河川愛護標示横断幕、河川利用案内板の整備を実施しました。
1.樋門樋管名標示板(堀切川樋門、渡利第3樋管、渡利第6樋管、渡利第9樋管、舟場樋管、柳原樋管、柳原第1樋管の7箇所を整備)
「河川施設である樋門樋管に、樋門樋管の名称、施設の役割、連絡先を表示」
※住民の方が河川に関する異常等を発見し連絡する場合に、場所がわかりやすい
2.樋門樋管名横断幕(堀切川樋門)
「河川施設である樋門樋管に、樋門樋管の名称、太平洋までの距離を表示」
※住民の方が河川に関する異常等を発見し連絡する場合に、場所がわかりやすい
3.通行規制標示板(天神橋右岸の上下流2箇所、福島第1陸閘で整備)
「河川管理上支障となる行為と、連絡先を表示」
※河川利用者に対し注意をわかりやすく表示し、住民が違反行為と認識でき、かつ連絡先がわかりやすい
4.河川愛護標示横断幕(渡利第3樋管、福島第3樋管の2箇所)
「平成16年度全国河川愛護推進標語コンクール入選作品を表示」
※河川管理施設である樋門樋管の管理橋を河川愛護のPRに活用
5.洪水位標示板(堀切川樋門、水辺の楽校展望箇所、柳原第1樋管、福島第3樋管の4箇所で整備)
「主要な樋門樋管に近年の主な洪水の最高水位を表示」
※年々薄れていく水害の記憶と、水防活動など地域防災の大切さをPR
6.河川利用案内板(県庁裏に1箇所)
「阿武隈川との関わりの深い隈畔周辺の歴史を案内板として設置」
※阿武隈川を含む周辺散策の拠点としての整備
7.各種標示板の撤去(モデル地区全域)
「従来から設置されている老朽化した標示板の撤去」
今後の整備スケジュール
来年度以降も、当モデル地区において未整備である「河川名標示板」や「樋門樋管名標示横断幕」など整備を行っていく予定です。(平成18年度完成予定)
お問い合わせ
国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
河川副所長 坂本 良三(内線204)
調査第一課長 菊地 裕光(内線351)
〒960-8584 福島市黒岩字榎平36 TEL024-546-4331(事務所代表)
現地問い合わせ先
伏黒出張所長 二瓶 昭弘
〒960-0502 伊達郡伊達町大字箱崎字中32-1 TEL024-583-3233
別紙 わかりやすい河川サイン整備位置図
洪水位標示板と樋門樋管名標示横断幕
国土交通省 東北地方整備局 福島河川国道事務所
福島県福島市黒岩字榎平36 TEL:024-546-4331(代) FAX:024-539-5381
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