同協議会(会長:東北地方整備局長)は、河川の汚濁防止と水質向上のための連絡調整機関として設置されているもので、本講習会は協議会メンバーのうち福島県内阿武隈川流域(国土交通省福島河川国道事務所、摺上川ダム工事事務所、三春ダム管理所、福島県の関係機関及び流域39市町村、消防本部等)の関係機関を中心に昭和49年度から実施しており、今回で27回目となります。
福島県内における阿武隈川流域では、毎年突発的な油漏れ等の水質事故が発生しており、昨年は26件(軽微なものを含む)、今年は11件発生しております。
河川の水は、飲料水・工業用水・かんがい用水などに利用されており、事故の原因、規模等によっては、重大な影響が予想されます。万一、水質事故が発生すると、その処理には多大な労力と費用を要する場合があります。このような事故に備え水質事故被害を最小限度に抑えるため「オイルフェンス設置等」の実技講習会を実施するものです。
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