河道内樹木管理計画
樹木管理手順フローの構成及びポイント
樹木管理手順フローの構成
- 樹木伐採計画の策定
- 樹木伐採範囲の抽出
・樹木伐採範囲の選定(河川管理上支障となる範囲の抽出)
・樹木伐採範囲の保全の必要性の検討(樹木存置箇所の抽出) - 樹木伐採方法の検討
- 有識者による樹木管理計画の確認(合意形成)
・樹木伐採範囲の妥当性の確認
・樹木伐採方法の確認
- 樹木伐採範囲の抽出
- 樹木伐採スケジュールの策定
- 樹木伐採スケジュールの検討(伐採効果・コストなどから優先順位を設定)
- 樹木伐採の実施における有識者等による確認(合意形成と手続きの明確化)
- 樹木伐採実施前の確認(現地確認)
・テーピング等による伐採木のマーキングなど伐採範囲の確認
・樹木伐採方法の確認、指導・助言 など - 樹木伐採実施後の確認(現地確認)
・伐採方法等における問題の有無について確認
・問題があった場合の是正処置の実施
・伐採目的の達成確認 など
- 樹木伐採実施前の確認(現地確認)
- モニタリング及び情報を蓄積し次回以降への参考とする
- モニタリングの実施(実施項目の確認及び実施)
- 情報の蓄積
・「伐採による問題点」や「モニタリングで得られた情報」を蓄積し、「樹木管理手順の見直し」や「樹木伐採計画」にフィードバック
樹木管理手順フローのポイント
本フローは、全てのイベント段階で、PDCAによる確認を行っています。
※PDCAとは、P(プラン)・D(ドゥ)・C(チェック)・A(アクト)で構成され、「計画」 を立て、「実行」し、「評価」をした後、「改善」を図るというものです。これを継続的に行うのが、PDCAです。
- 樹木伐採計画の策定
- 堤防の安全性に問題が無いか?
- 生態系保全に問題が無いか? などの確認(評価)や見直し(改善)
- 樹木伐採実行前のループ
- 伐採範囲に問題が無いか?
- 採方法に問題が無いか? などの確認(評価)や見直し(改善)
- モニタリングのループ
- モニタリング項目に問題が無いか?
- 伐採方法等に問題が無かったか? などの確認(評価)や見直し(改善)
- 樹木伐採計画見直しのループ
- 1~3まで、全体を通して手順等に問題が無かったか? などの確認(評価)や見直し(改善)