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 〔お問い合わせ先〕 湯沢河川国道事務所 012-0862 湯沢市関口字上寺沢64番地の2号

            調査第一課長  TEL 0183-73-5544

平成18年5月26日(金曜日)

  河川功労者表彰は、社団法人日本河川協会が歴史や文化活動、河川設備事業の推進、水防・自然保護活動や河川愛護活動、技術開発、産業の振興などに従事することで河川事業の発展に寄与したとされる個人及び団体に贈られるもので、平成18年度は5月22日(月)に砂防会館別館「シェーンバッハ・サボー」東京都千代田区平河町において、秋田県内では、1個人、1団体が表彰されました。

 

〔個人〕 斎藤 實則    前聖霊女子短期大学教授

          功 績 : 雄物川流域の歴史・文化の研究及び関連著書の出版に貢献

〔団体〕 湯沢西地区水害から生活を守る会

          功 績 : 避難訓練・水防活動訓練など独自の活動を行い、防災体制の設備・

               充実に尽力

      みなさん、おめでとうございました。

       〔斎藤實則 先生〕

       〔写真の右端の方が湯沢西地区

    水害から生活を守る会の高橋さん〕

 

 

【 斎藤實則先生 喜びの声】

 このたび社団法人日本河川協会河川功労者の表彰を受けることを光栄に思います。このような栄誉ある表彰式で受賞者を代表して関係各位に深く感謝申し上げます。

 私どもは、微力ではありますが、各河川流域に住む住民の一人として、今後河川行政に側面から寄与することができるかと思います。今後とも、よろしくお願いします。本日は、誠にありがとうございました。

 

【 湯沢西地区水害から生活を守る会  会長 高橋 誠 様   喜びの声】

 私たちのしてきたことが実り嬉しく思います。身に余る光栄な賞をいただきました。

 「湯沢西地区・水害から生活を守る会」は、湯沢地区岡田・清水町一帯で雄物川の洪水に備えた活動を、平成11年から続けてきました。

 昭和22年の洪水では、未曾有の豪雨が湯沢西地区を襲い、線路から雄物川の一帯が湖となり、あちことで濁流が発生し、人や家が流されました。16歳の時にそれを目の当たりにし、その後も再三水害を苦しむまちの姿の姿を見て、「このままではいけない」と思い 、この会を立ち上げようと思ったのものでした。

 最初は、勉強会を開いたり、パンフレットを配ったりと地道な活動を続けてきました。

 それが、やがてはこの会の発足とともに地域の人たちの、年々の防災意識の高まりにも繋がり現在に至っています。

 さらに、2年前の洪水では、その恐ろしさを目のあたりにして、改めて活動の大切さを思うことにもなりました。

 そして、今回はこの賞の受賞に湯沢統合堰の事業化等と、幾重の喜びとなりました。

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