「防災エキスパート」懇談会及び「建設同友会」徒歩点検パトロールを実施
「防災エキスパート」懇談会及び「建設同友会」徒歩点検パトロールを実施

 平成21年7月2日(木)、午前に「防災エキスパート」との懇談会を、午後に「建設同友会」による徒歩点検パトロールをそれぞれ実施しました。

 「防災エキスパート」制度は、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、平成8年に創設されたもので、国土交通省(当時は建設省)退職者が在職時に培われた技術や知識、経験を活かして、国や自治体の災害対策をボランティアで支援するものです。

 この制度を活かすために、防災エキスパートに登録されている先輩方と平常時からのコミュニケーションを通じた信頼関係が必要であることから、今回の懇談会が開かれました。懇談会では、防災エキスパートそれぞれの経験から災害への備えや、災害初期対応の重要さなどについて活発に意見交換がなされました。

 「建設同友会」は、同じく国土交通省退職者により結成され、平成14年からボランティア・サポート・プログラム(VSP)に参加している団体です。現役時代に培った技術や経験を活かし、点検パトロールを通じてよりいっそう充実した道路管理を推進していくための手助けをして頂いております。

 通算で12回目を迎えた今回のパトロールは、国道7号平川市碇ヶ関(県境から碇ヶ関地区)の約6.2qの区間を建設同友会9名、青森河川国道事務所等から7名の計16名で行いました。先週の暑さも一段落し、さわやかな陽気の下、各々約2qの区間を点検していました。

防災エキスパート懇談会の様子
当出張所管内の概要説明 自己紹介と経験談について
防災エキスパート懇談会の様子
異常個所をカメラで撮影 手元の資料と、現在の状況を比較中
上が気になります 点検終了後の点検結果報告
鋭い指摘ありがとうございます 当出張所前にて集合写真撮影


 防災エキスパート並びに建設同友会の皆様、貴重なご意見、ボランティア徒歩点検ありがとうございました。