青森県のレッドデータブックで最重要希少野生生物(Aランク)に指定されている「エゾノウワミズザクラ」。 平成14年頃、”幻の桜”として、五所川原市藻川地区の岩木川河川敷で群落が発見され、ソメイヨシノが散り終わるこの時期に花を咲かせます。 もともと北海道だけに生育するとされていたサクラで、岩木川河川敷には、つがる市や板柳町にも自生が確認されており、この地域の「エゾノウワミズザクラ」が南限の生息地となっていることから、非常に希少な樹木となっています。