国土交通省では、地域住民の皆さん、市民団体、関係行政機関等による河川環境の保全・再生への取り組みを推進し、国民の皆さんの河川愛護の意識を高めるため、毎年7月を「河川愛護月間」と定めて、各種行事を実施しています。青森河川国道事務所及び五所川原出張所でも、下記の行事を実施しています。
〜水生生物調査とは〜
 水生生物調査は正式には「水生生物による水質の簡易調査」といい、川の中に住んでいる生物から川のきれいさを調査するものです。川の中に住んでいる虫や魚はきれいな水を好む生き物、きたない水を好む生き物とそれぞれ住みやすい環境があることから、調査地点に生息している生き物によって水質を調べることができます。
参考資料 全国水生生物調査の概要
〜つがる市立車力中学校の生徒さんが調査!〜
 平成20年7月30日につがる市立車力中学校の皆さん総勢7名が弘前市の水辺プラザ及びせせらぎ広場にて水生生物調査を行い、岩木川の水質について調べました。
〜調査のようす〜
つかまえた虫を入れるバット、網、ピンセットを持って水生生物調査スタート♪


川の中の石をひっくり返し、虫を探しています。


生き物を見つけ終わったら川からあがり、どんな生き物がいたかテキストと見比べ確認。


皆さんたくさん採取してくれ、バットの中を見てみると沢山の生き物がいます。


こんな生き物たちが岩木川に住んでいました。
ヘビトンボ ヒラタカゲロウ ナガレトビケラ


 きれいな水を好むヘビトンボなどが多く採取されたことから、水生生物調査では岩木川の水はきれいな水と判定されました。



車力中学校の皆さん、おつかれ様でした。