令和元年8月19日

           

 7月14日(日)、水防工法技術の向上と地域における水防の重要性の認識を高める為に、岩木川高水敷で水防工法訓練を実施しました。 訓練には河川管理者及び県・水防管理団体(各市町)・地元水防団など関係機関職員(103名)が参加し行われました。
 工法実習ではロープワーク(縄結び)及び水防工法(月の輪工、シート張り工)の各種訓練を実施しました。 

【ロープワーク】
 ロープワークには木や竹等を縛り合わせる時や荷物の梱包等の結びに使われる”いぼ結び”、杭や立ち木、竹等、ロープ先端部の結びに使われる“ふな結び”、命綱等幅広い用途に使われる“もやい結び”など、各水防活動に使われる様々な結び方があります。
   

【月の輪工】
 出水中に、堤防裏側に漏水により水が吹き出し、その漏水口が拡大されるのを、土のうを積んで水の圧力を弱め堤防の欠壊を防ぐ工法です。
   

【シート張り工】
 川表の崩壊、及び透水を防ぐ工法です。吸い込み口が水中深くにあり、詰め土俵工法や畳張り工法では、漏水防止作業が著しく困難と思われる場合に用いられます。
 

 
        参加者された皆さま、暑い中お疲れさまでした。



水防月間へ>>>