藤崎出張所では河川に関わる工事について、厳冬期・降雪期の現在においても実施している現場があります。 これは、夏場の洪水期などに行いにくいことや工事箇所が被災を受けやすいことが要因としてあるために、今の時期に行うこととしているものです。 令和2年度岩木川河道整備工事においては、堤防の樋管(堤防をつらぬいて流れる水路を「樋管(ひかん)」と呼んでいる)のゲート設置工事を管内3箇所で行っております。 ▲雪囲いをしてゲート部分の施工を実施 今回施工している樋管のゲートは、河川の水位上昇時には閉鎖し、住宅側へ水が滞留した際に水を吐き出す動作を「無動力」で動作される仕組みのものを選定し採用※、既存の樋管ゲートと相まって機能の確実性を向上させるために設置するものです。 |
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冬場に行う工事にあたっては、低温で構造物の品質が低下した状態で完成することがないように囲いを設置したり、凍結防止用のヒーターを設置するなどの品質確保対策を実施しながらしっかりと施工を行っています。 | ||
※旭イノベックス(株)製 オートゲートステップレスバタフライフロートを採用予定 |
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