メダカの救出

■メダカ救出大作戦(H12.8)


 青森環状道路建設予定地に生息しているメダカを、工事が始まる前に安全な場所へ避難させるイベント「メダカ救出大作戦」を平成12年8月29日に実施しました。

 このイベントには青森市原別小学校3年生(87名)の協力を得ながら、無事に約1000匹のメダカを安全な工事区域外へ避難させることができました。

 メダカの避難場所は、弘前大学の佐原教授(懇談会委員)のアドバイスを頂きながら選定しました。

 また、避難作業の他にも佐原教授によるメダカの生態について講演や、東北縦貫自動車道八戸線の稲山トンネルの見学会も同時に開催いたしました。


■メダカ救出大作戦の概要

(1)実施年月日:平成12年8月29日

(2)実施方法:
 青森市立原別小学校3年生の授業のひとつとして、以下の内容で行いました。

国土交通省青森工事事務所(当時)・日本道路公団青森工事事務所共催。
メダカの生態について、懇談会委員の弘前大学佐原教授により原別小学校で勉強会を行いました。
メダカ救出大作戦」として、小学生87名を含む総勢約120名により、メダカを救出し、道路が作られない安全な場所へ放流。
東北縦貫自動車道八戸線の稲山トンネルの見学。

(3)実施結果について

約1,000匹のメダカの他、ナマズ、コオイムシ等も救出し、避難させました。
メダカ救出大作戦の記事が新聞に掲載されました。
原別小学校に150匹程度のメダカを入れた120cm水槽を寄贈しました。





■メダカ勉強会の開催

 青森河川国道事務所では、メダカ保全に対する問い合わせが地元小学校からあったことから、メダカをどのように守りながら道路作りを行っているのかを説明するために勉強会を行い、実際に現地見学などをしました。

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