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人工の施設である床止工をさりげない形で河川に埋め込むことが出来るのか、自然風に処理しようとするとむしろ失敗してしまいます。その形の兼ね合いがデザインのポイントになりました。

<担当者>
担当事務所 酒田河川国道事務所
全国アドバイザー 桜井善雄(応用生態学研究所)
地域アドバイザー 石田力三((株)水環境研究所)
前田勝朗(山形大学)
大久保博(山形大学)
発注者側担当者 三原金吾、大沼秀幸、佐藤正明、
佐藤信(工務第一課)
佐藤努(山形工事事務所寒河江出張所)
設計担当者 又野康治((株)建設技術研究所)
施工者 (株)丸高、大場建設(株)
<事業計画>
設計期間 平成8年5月~平成9年2月
施工期間 平成8年3月~平成11年2月
<施設諸元>
粗石付斜路式床止工+自然渓流式中央魚道
幅:140m 落差:2.0m 延長:48.0~58.0m

「アドバイス前」 「アドバイス後」  
 
配慮点
メンテナンスフリーの魚道タイプとして巨石付魚道(立谷沢川産)とした。
自然河川を模して、大小の巨石を並べ、越流する流れや石と石の間を通り抜ける流れなど多様な流れ(水深、流速)が得られるようにした。
「アドバイス前」 「アドバイス後」  
 

立谷沢川は、最上峡県立自然公園に隣接し、雄大な自然環境を呈しています。この一方で魚種の豊富な、内水面漁業の活発な地域でもあり、本整備にあたっては、景観及び生息する魚の遡上降下に配慮することが求められました。


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