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自然の素材(石)を用いることはデザイン上有利でありますが、安易に施行するとかえって不自然になることも多いものです。
伝統的な石積に学ぶ謙虚な心が必要になります。

<担当者>
担当事務所 仙台河川国道事務所
全国アドバイザー 桜井善雄(応用生態学研究所)平野勝也(東北大学)
地域アドバイザー 長谷川信夫(東北学院大学)
発注者側担当者 三瓶正昭、佐々木建一、小川光晴、本田保恵、大房温(河川管理課)、中村忠吉、斉藤義男、高梨浩志、川口滋(名取川出張所)
設計担当者 武藤一郎、横沢康彦、白石康夫、伊藤靖、嶋田一生(三井共同建設コンサルタント(株))
施工者 高誠建設興業(株)
<事業計画>
設計期間 平成8年10月〜平成9年2月
施工期間 平成9年4月〜平成9年12月
<施設諸元>
仙台東部高架橋   延長:L=161.97m 法勾配=1:0.5 法長=3.913m
練石積を特殊堤全面に設置、パラペット部は石切で化粧

完成した特殊堤 野面石のおさまり

ゲート工のおさまり


広瀬川は、古くより地域の人々の生活と深い関わりを持ってきました。本事業対象となる特殊堤は、昭和30年代前半に築造された構造物ですが、年数の経過とともに老朽化し、補修が必要となってきました。
補修に当たっては、身近な自然との触れ合いの場として活用することを考慮し、宮城県産の野面石を擁壁面に使い、景観に配慮した整備を行いました。


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