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敷地の地形、眺望の特徴を生かしつつ、賑わいのある広場性を備えた空間をつくり出すこと、面的な休憩施設のデザインには土木、建築、造園の総合化は不可欠です。

<担当者>
担当事務所 磐城国道事務所
全国アドバイザー 篠原修(東京大学大学院)窪田陽一(埼玉大学)
地域アドバイザー 若井正一(日本大学)
発注者側担当者 高崎勝利、日下慶章(管理課)、永井浩泰(建設監督官)
小澤憲一、松本正人(楢葉建設課)
設計担当者 安部賢一、木村重雄、赤川俊哉(計画・建築)、三河隆司
晴山望(造成・土木)
施工者 ((株)オオバ東北支店)
造成工事:田中建設(株)
<事業計画>
設計期間 平成8年7月〜平成11年8月
施工期間 平成11年3月〜
<施設諸元>
敷地面積(2.2ha)、道路休憩施設(延べ床面積280m2
温泉保養施設(1,700m2)、物産館(2,300m2

東側(国道側)ファサード
手前は大堤ため池と国道6号。通過車両にアピールしながらも傾斜のついた穏やかな曲面で構成したガラスの外壁は、圧迫感を与えない表現となっている。
西側(広場側)ファサード
宿場町をモチーフとし、水の架溝や土壁風の外壁仕上げにより親しみや暖かみのあるデザインとなっている。
北側鳥瞰図
丘陵部分に建物を埋め込み、地形を活かした施設配置計画。手前の展望広場へは空中デッキで連絡する。

福島県楢葉町を縦貫する国道6号は、東北地方と首都圏を結ぶ太平洋岸の骨格幹線として年々交通量が増加し、常磐自動車道も延伸整備中であり、さらにインターチェンジが楢葉町との隣接町境に整備中です。
道の駅は、これらの交通需要に対応するため、これまで楢葉町を通過するだけであった道路利用者に対し、立ち止まって町の歴史、文化、風景、特産等の地域情報に触れる機会を与え、多様なサービスを提供すること。更に、住民に地域間交流の促進や活力ある地域づくりに寄与するための施設として整備を推進してきました。


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