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先人が知恵を絞った霞堤や水防林という遺産を尊重しつつ、いかに新たな河川の風景をつくり出していくか。
それが川という自然と人為の施設の合作となるふるさとの川のデザイン課題です。

<担当者>
担当事務所 福島河川国道事務所
全国アドバイザー 亀山章(東京農工大学)
平野勝也(東北大学)
地域アドバイザー 星一彰(福島県自然保護協会)
高橋迪夫(日本大学)
蜂谷剛(福島大学名誉教授)
発注者側担当者 中沢重一(工務第一課)
加藤信行、島貫徹(伏黒出張所)(地蔵原堰堤整備)
設計担当者 ふるさとの川・荒川整備計画
福田禎介、角谷元、小林千夏((財)リバーフロント整備センター)
伊藤登、御代田和弘((株)プランニングネットワーク)
地蔵原堰堤整備
内田正(工務第一課)
施工者 秋葉・日進・渋谷建設共同企業体
<事業計画>
設計期間 平成7年9月〜平成7年11月
施工期間 平成8年3月〜平成10年3月
<施設諸元>
ふるさとの川・荒川整備計画
対象区間延長:L=13km(荒川合流点〜地蔵原堰堤)
地蔵原堰堤副副堤
ダム高:8.7m、堤頂長74.4m
副副堤
天端幅:2.0m、水通し底幅:53.0m

「アドバイス前」

「アドバイス後」

「アドバイス後」
配慮点

現在ある堰堤が間知石で造られており、この歴史的構造物の景観に馴染むような材料(黒御影石の間知石)で補修施工


古くから沿川地域と深く密接に関わってきた荒川は、水防林や霞堤といった歴史的・景観的にも貴重である治水施設や、あづま総合運動公園や四季の里といったスポーツ・レクリエーション施設が沿川に立地する等、自然環境、景観、歴史、利用等、様々な観点において、地域の貴重な財産になっています。
ふるさとの川・荒川整備計画は、このような現状を踏まえ、荒川および沿川が有する良好な環境・資源を後世に残し、福島市民に真に愛される「ふるさとの川」としていくことを目指し、計画策定を行いました。


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