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さりげない歴史性、地域性の表現、それが道の駅のデザインの質を決めます。利用者がそれとなく気づくこと。おしつけのデザインにならぬよう配慮しました。

<担当者>
担当事務所 湯沢河川国道事務所
全国アドバイザー 亀山章(東京農工大学)
地域アドバイザー 清水浩志郎(秋田大学)
発注者側担当者 佐藤正、相澤新治、加藤榮市、奥田典男
中嶋弘明(道路管理課)、佐藤實(湯沢国道維持出張所)
設計担当者 野憲一、川嶋健嗣((株)福山コンサルタント)
施工者 むつみ造園土木(株)
<事業計画>
設計期間 平成9年6月〜平成10年3月
施工期間 平成10年7月〜平成11年3月
<施設諸元>
施設全体面積A=14,000m2
駐車台数 全体61台

「アドバイス前」

「アドバイス後」

 
配慮点
施設の向きを南北方向にすることにより、歌聖「小野小町」の墳墓と伝えられる二ツ森(少公園)と一体となり広く感じられるようにしました。
人や地球に優しい新たなコンセプトに基づく「森の中の道の駅」を検討し、樹木を多く配置しました。

道の駅「小町の郷」は、道路利用者の休憩施設と、町が計画する交流施設等を一体整備し、歴史・文化・名所・特産物などの地域情報を提供する地域交流拠点づくりを目指したものです。
歌聖「小野小町」の伝承と史跡を地域の特徴として活かすとともに、自然豊かな「二ツ森」と調和を図ること、また人にやさしい環境づくりのため、景観・環境対策についても配慮した整備を行いました。


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