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道路/国道47号 高屋防災

■事業の概要

 国道47号高屋防災は、「新庄古口道路」、「高屋道路」とともに、高規格道路「新庄酒田道路」の一部を構成する延長4.4kmの自動車専用道路です。
戸沢村における平成30年8月豪雨災害による交通規制や冬季の通行車両のスタック、交通事故等による通行止め時の広域迂回を解消し、年間を通じた高い信頼性と安全性の確保を目的としています。

国道47号 高屋防災のマップ

■計画諸元

区間
起点:山形県最上郡戸沢村古口地内
終点:山形県最上郡戸沢村古口地内
延長
4.4km
構造規格
第1種第3級
設計速度
80km/h
車線数
2車線

■標準断面図(単位:m)

土工部 橋梁部(長大橋) トンネル部

■整備効果

高屋防災は、現道国道47号の課題を回避し、
安全と円滑な交通を確保する事業です。

災害の多発


豪雨による道路冠水状況

  • 過去10年間(H24~R3)で災害や事故等による全面通行止めが13回(52時間43分)発生(うち、大雨による事前通行規制は3回(27時間30分))。
  • H30.8.6の大雨災害では国道47号で道路冠水や土砂流出により、15時間もの通行止めが発生。
  • 通行規制時には広域迂回(新庄市~酒田市、通常51kmが162kmの約3.2倍)が発生。

冬期の走行環境

スタック発生状況(H31.1.25)

スタック発生状況(H31.1.25)

積雪期の幅員

積雪期の幅員

  • 当該区間には、急勾配(5%※)区間が存在し、降雪時にはスタック事故が発生。
  • H31.1.25には立ち往生車両が発生し、車両排除や集中除雪のため約3時間の全面通行止めが発生。
  • また、当該区間は堆雪幅が不足しており、冬季には大型車のすれ違いが困難な状況。

■工事進捗情報

■起工式

■記者発表資料

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