■事業の概要
山形中山道路は、山形市内の交通混雑の緩和と地域間連携の支援などを目的として整備する延長約7.4kmのパイパス事業です。
山形都市圏の交通混雑を解消し、地域間を結ぶ道路ネットワークを確保するとともに、山形市と周辺市町村との救急医療などの地域連携を支援します。

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■計画諸元
- 区間
-
起点:山形県山形市西崎
終点:山形県東村山郡中山町大字達麿寺 - 延長
- 7.4km
- 構造規格
- 第3種第1級
- 設計速度
- 80km/h
- 車線数
- 2車線
■標準断面図(単位:m)
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■整備効果
交通混雑の緩和
国道112号は、山形市と共に生活圏を形成する寒河江市・中山町・山辺町を結ぶ主要幹線道路ですが、日常的な交通混雑が発生しています。死傷事故率も高く、交通混雑に起因する「追突事故」や、沿道出入りに伴う「出会い頭事故」などが多発しています。
山形中山道路の整備により交通が分散され、交通混雑緩和と事故減少により、地域間を結ぶ円滑な道路ネットワークの確保が期待されます。




救急医療活動の支援
中山町・山辺町の心筋梗塞を含む多くの救急患者は、山形市立病院済生館をはじめとした山形市内の病院へ搬送されています。しかし、搬送経路となる国道112号は幅員が狭く、積雪時には更なる幅員狭小により、速度低下や追越しが困難となるなど救急搬送に課題があります。
山形中山道路の整備により、病院へのアクセスが向上するなど、地域の救急医療活動を支援します。





■工事進捗情報
■起工式
一般国道112号 山形中山道路 起工式
日時:令和6年9月29日(日)
場所:山形県東村山郡中山町大字達磨寺地内

鍬入れ

工事開始命令