ある利水の取り組みと最上川
・最上川文化研究2 ・2004年3月 ・東北芸術工科大学東北文化研究センター
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山形県では多くの灌漑事業を最上川に頼ってきた。大正時代には、東根市と村山市にかけて、最上川から水を汲み上げる北村堰という灌漑事業が行われた。その対象地域が広大であること、経済的にも大がかりなものであったことから、山形県も注目していた事業である。この研究は、北村堰事業の実態と人々の苦労に焦点を当て、いかに人々の生活が最上川に頼っていたかの再確認を目的としたものである。
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