排水ポンプ車は、災害に遭って水がたまってしまった場所の排水を行える車です。以前は機械を操縦する人も洪水などの危険にさらされていましたが、無線リモコンで動かせる新しい排水ポンプを開発し、安全な作業ができるようになりました。災害の状況に応じて、ほかの県・市町村や地方整備局の要請に基づき、広域的な支援活動を行うことができます。
排水ポンプ車は、豪雨による河川の氾濫や道路冠水が発生した場合に速やかに現場に急行し、排水作業が迅速に、そして効率的に行えるよう、発動発電機・排水ポンプを1台の自動車に装備したものです。消防ポンプ車が1分間に2トン(風呂桶の約3杯分)の排水能力であるのに対し、排水ポンプ車は1分間に45トンもの水を排水することができ、現場の照明、クレーン作業、牽引作業もできる車です。

排水ポンプ車 |
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