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洪水を防ぐための工事と施設 > 水の量を調節する施設
大久保遊水地
 最上川の中・下流部は、狭窄部が多く洪水の流れが悪いため、たびかさなる出水によって大きな被害を受けてきました。このため、狭窄部より上流の広い土地を利用し、洪水を一時貯め込み、下流の洪水被害を軽減させる「大久保遊水地」が計画されました。大久保遊水地は、川側の小さな堤防から全面越流方式により洪水を流し込み、遊水地へ貯溜します。その後、最上川の水位が下がった時点で、水門から排出されます。平成25年7月18日の低気圧による出水は、昭和42年8月の羽越豪雨に次ぐ大洪水といわれましたが、大久保遊水地は、寒河江ダムや白川ダムなど他の治水施設と連携し、その役割を果たし、水位の上昇を抑え、被害を軽減しました。

所在地 最上川本川左岸
村山市大久保〜河北町新吉田
面積 200ha
第一遊水地82ha
第二遊水地118ha
調節容量 調節量200m3/s
容量9,000,000m3
写真:上空から見た大久保遊水地
上空から見た大久保遊水地

遊水地断面

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