小川原湖の冬の風物詩、ワカサギ釣りが六ヶ所村・内沼で行われていました。
ちまたでは今年は暖冬とのことですが、内沼は今年も関係なく結氷し、多くの釣り人を呼び込んでいました。
たまたま取材した日は、気温が高い日で氷が非常に柔らかく、恐々と足を踏み入れました。午後の取材だったためか、釣り
人は20名程度しかおらず、ちょっと淋しいものでした。
年配の釣り人の方にお話を聞いたら、なんとその方は40年もこの内沼でワカサギ釣りをしているとのこと。「多分、わたしが最初にここでワカサギ釣りをしたんじゃないか」とおっしゃっていました。当時はそういった道具やテントもなく、自分でそういった用具等を北欧の国ノルウェーから取り寄せたことや、柔らかい氷の所に親友がはまり、危うくの所を助けた話など、色々な貴重なお話をして下さいました。私が陸へ帰るときも「人が歩いている跡を歩きなさい」、「黒く見えるところは氷が薄いところだから気をつけて」など本当に親身になって教えてくれました。
ここでワカサギ釣りをする皆さんにマナーをいくつか紹介します。
1.もしものためにライフジャケットを着用
2.防寒対策は万全に
3.使用済みの釣り糸や針、ごみは必ず持ち帰る
4.車で来た場合は道路に駐車しない(指定の駐車場へ)
これら上記のことを守ってワカサギ釣りという貴重な財産をみんなで守っていきましょう。