Vol.52 平成25年10月11日発行
10月に入り行楽には絶好の季節になりました。 今回の「七ヶ宿街道 花だより」は、七ヶ宿ダム下流の白石市小原地区にあるスパッシュランドパークの「ニシキギ」と「ムラサキシキブ」をご紹介します。
平成25年10月10日撮影
葉が赤く色づいているニシキギを見つけました。 和名ニシキギ「錦木」は、ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。庭木や生垣、盆栽にされることが多いそうです。日本、中国に自生していて紅葉が見事で、モミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられているそうです。 初夏に、緑色のような小さな花を咲かせて秋に赤い実をつけるそうです。名前の由来は紅葉を錦にたとえたところからついたとされています。
和名ムラサキシキブ「紫式部」は、クマツヅラ科の落葉低木で日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培されています。こちらスパッシュランドパークでも小道の脇でたくさんのムラサキシキブを見ることができました。 緑色の葉に鮮やかな紫色の実がとてもきれいです。名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」ですが、もともとスウェーデンの植物学者のカール・ツンベルク氏が学名を命名して「ムラサキキシミ」と名付けられ呼ばれたことが元になっていると考えられるそうです。「キシミ」は実がたくさんなるという意味があるそうです。
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