建物用語集

引込線(ひきこみせん):
 配電線から分岐して需要場所の引込口までの電線を引込線という。

非常コンセント(ひじょうコンセント):
 高層建築物や地下街等の大規模建築物において、火災の消火あるいは人命救助等の消防活動を行うために消防隊が使用する器具の電源を供給する設備、単相100Vのコンセントが保護箱に設けられる。

非常用照明(ひじょうしょうめい):
 非常用の照明装置は耐熱性、停電時の予備電源による瞬時作動および床面で水平照度1Lx(ルクス)以上(地下街では10Lx以上)を30分以上確保することが要求される。尚、照明器具にバッテリー搭載の電源内蔵型と、蓄電池設備を用いた電源別置型がある。

100V単相2線式(100Vたんそう2せんしき):
 電気系統の末端の負荷は、単相2線式となる。使用場所として、電灯設備(照明、コンセント)等に使用される。

100/200V単相3線式(100/200V単相3線式)
 2組の単相2線式の1線を共用した方式。単相3線式は単相2線式より工事材料が少なく、100Vおよび200Vの2種類が取り出せる。

避雷器(ひらいき):
 空電や落雷から電気設備を保護するための装置をいう。

避雷針(ひらいしん):
 空電や落雷から電気設備を保護するために、屋上等に立てる銅製の棒。太い電線で地中の接地板に結ばれている。落雷による火災や機器の損傷を防いでいる。

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