さくら湖自然環境フォーラム2017
三春ダム(さくら湖)は、平成10年3月に完成し、地域に開かれたダムとして、さくら湖周辺における流域住民の環境学習の場として利用されております。平成12年から、さくら湖の自然環境の変化や保全の方向性を示す目的でフォーラムを開催し、広く意見をいただいてまいりました。
第18回目の平成29年度は「『さくら湖』を知ろう ~ダム湖と周辺の生き物のはなし~ 』をテーマに11月7日(火)に開催されました。湖沼等の魚・鳥・植物・昆虫等の生き物をとおして、『さくら湖』の特徴を皆さんと一緒に考えるとともに、地域で取り組まれている遺伝子を活用した水生昆虫に関する先進的な研究事例について学びました。
【第1部】研究報告・発表
『さくら湖の湖岸の生き物たち』
応用生態工学研究所 稲川 崇史 氏
『池沼に生息するヒメシロカゲロウ(カゲロウ目:ヒメシロカゲロウ科)の分布と生態』
福島大学大学院共生システム理工学研究科博士前期課程環境システム分野 林 宏至朗 氏
『身近な水環境を調べ隊』
三春町立中妻小学校4年生のみなさん
『中郷の水環境~水生生物調査から~』
三春町立中郷小学校4年生のみなさん
【第2部】基調講演
『ヒトの作った環境と野生のいきもの』
弘前大学農学生命科学部生物学科教授(農学博士) 東 信行 氏