建設機械
(けんせつきかい)
建設機械とは、ブルドーザやクレーン車など、主に建設工事に使われる機械のことです。
郡山国道工事事務所では、道路の維持や災害対策、また除雪用として以下の機械を保有しています。
工事標識車
(こうじひょうしきしゃ)
道路上で工事、作業等のため交通規制を行う際、規制情報などを電光表示しドライバーの交通安全と円滑化を図るために使用される車です。
小型除雪機
(こがたじょせつき)
歩行者が歩く空間を確保するため、歩道の除雪を行う比較的小型の除雪機械です。
災害対策用標識車
(さいがいたいさくようひょうしきしゃ)
災害が発生したとき、災害現場に「現地対策本部」を設けて、復旧作業の指揮をとると共に「災害対策支部(事務所)」等と、きめ細かい情報交換を行う必要があります。
その現地対策本部の機能を備えた車が災害対策用標識車で、会議用施設の装備や通信衛星を使った電話、画像通信も可能となっています。
また、長期の復旧作業が出来るようにトイレ、厨房施設、仮眠施設が備えられています。
さらに、二次災害の回避のため、標識装置でドライバーに被害状況の提供や避難誘導を行うことができます。
散水車
(さんすいしゃ)
路面清掃を行う時に、土埃が立たないように事前に散水したり、給水車としても用いられる車です。
また、冬季には路面凍結抑制剤(塩水等)の散布作業を行う散水車もあります。
照明車
(しょうめいしゃ)
照明灯と発電機を搭載した車で、災害時の応急復旧作業など一刻を争う場合、夜間作業を可能にするための車です。
除雪トラック
(じょせつとらっく)
路上の新雪を路側や道路外等に排除するため、プラウ(ブルドーザ全面の排土板の様な半円筒板状の装置)をトラック全面に取り付けたもので、高速除雪に適している車です。
除雪グレーダ・高速圧雪整正機
(じょせつぐれーだ・こうそくあっせつせいせいき)
車両の中央部に取り付けた大きなブレード(刃)により、新雪を路側へ排除したり、わだちや凸凹になった圧雪を削り取り平滑に仕上げたりする車です。
除雪グレーダに高出力のエンジンを積んで改良したのが高速圧雪整正機です。
側溝清掃車
(そっこうせいそうしゃ)
道路の側溝に土砂等が堆積すると排水が流れずに道路にあふれ出し、車両の交通を妨げてしまいます。これを防ぐため、側溝にたまった土砂等を吸い込んで取り除く車です。
凍結抑制剤散布車
(とうけつよくせいざいさんぷしゃ)
路面の凍結防止のために塩化ナトリウムなどの薬剤を散布する車です。
道路パトロールカー
(どうろぱとろーるかー)
道路の損傷や障害物を発見したり、応急措置を行う車です。緊急用に回転灯やサイレン、拡声器、無線機などを搭載しています。
トラックスケール
車両の重量を計測する機械で、道路を通行するために定められた基準を超え重量オーバーした車を取り締まる時に使用します。
ロータリー除雪車
(ろーたりーじょせつしゃ)
除雪グレーダや除雪トラックにより路側に寄せられて固まった雪等を、ロータリ装置でかき込み、道路脇へ飛ばすことにより、通行に十分な道路幅に拡幅する車です。
路面清掃車
(ろめんせいそうしゃ)
道路にたまる土砂やちり、埃などは、通行車両の安全を阻害したり、周辺環境の悪化などの問題を起こします。これらを防ぐため、路面の土砂等を取り除く車です。