総合学習の報告

遠野市立鱒沢小学校で環境学習会を実施しました。

開催日時 平成24年2月2日(木) 13:35~14:20
実施場所 遠野市立鱒沢小学校 視聴覚室
参加者等 遠野市立鱒沢小学校 5年生・6年生 併せて15名の児童

平成24年2月2日(木)に遠野市立鱒沢小学校において、環境学習会を実施しました。

鱒沢小学校では、東北横断自動車道釜石秋田線の建設に伴い、過去3年間にわたりサクラソウなどの貴重な植物の移植を児童に手伝っていただいておりました。平成24年度には東北横断自動車道が鱒沢小学校前の宮守インターチェンジまで開通することとなったため、道路の役割と環境について学習を深めることを目的として実施しました。

学習会ではまず、釜石市鵜住居小学校の児童からのビデオメッセージにより、命の道の必要性について学びました。続いて、道路建設にあたり行われた動植物の調査結果から遠野の生態系について学びました。児童のみなさんは担当者の説明に真剣に耳を傾け、グループワークでは楽しく積極的に取り組んでいました。学習会をとおして、これから地域を担っていく世代のみなさんに、高速道路や自分たちの住む地域のことを考えるきっかけになったのではないかと思います。

道路の役割について
道路事業の必要性や高速道路の説明 宮守インターチェンジの説明
児童の皆さんは真剣に説明を聴いていました。
生態系についての学習
生態系ピラミッド(食物連鎖等)作成の様子 グループ毎に作成中
完成した「遠野の生態系ピラミッド」 希少植物の移植や希少魚類の移送等の説明
児童の皆さんによる感想発表の様子 サクラソウです。4~5月に花が咲きます。
希少な植物なので皆さん大切にしましょう。

児童の皆さん、お疲れ様でした。

地域づくり