油の流出に注意!!
その原因の多くがホームタンクからポリタンクへの小分けをする時にその場所を離れたり、バルブ栓の閉め忘れなどによる人為的ミスや、タンクの老朽化による油漏れです。
水質事故は油類や化学物質が河川や土壌に流出することで、魚などの生き物が死に、水道用水を河川から取水できなくなるなど、社会生活、生態系等に大きな影響をもたらします。
油流出事故を防ぐために 10箇条
- ホームタンクなどから灯油を分ける時には絶対にその場を離れないようにしましょう。
- バルブ栓の閉め忘れはありませんか?
- タンクの周りには必ず油流出防止のための措置(防油提)を設けましょう。
- 地震で倒れないようホームタンクを固定しましょう。
- 油の入ったポリタンクは、必ず口を閉めておきましょう。
- 使わなくなった機械類からも油が漏れます。放置や投棄は絶対にやめましょう。
- タンクなどの老朽化による油流出などを防止するため、定期点検を行いましょう。
- 大きな地震の後は油が漏れるおそれがあります。タンク等の点検をしましょう。
- 廃油等は自治体ごとに決められたルールを守って処理しましょう。
- 屋根からの落雪で配管が破損する場合もありますので注意しましょう。
もし水質事故を発見したら…
油が浮いている、油の臭いがするなどの水質事故を発見した場合には、お近くの国や県の機関、市町村役場、消防署、警察署等へご連絡ください。
速やかな連絡が被害の拡大防止につながりますので、宜しくお願いします。
水質事故をおこしてしまったら…
万が一、油が浮いている、油の臭いがするなどの水質事故を起こした場合には、お近くの国や県の機関、市町村役場、消防署、警察署等へご連絡ください。
事故をおこすと多額の費用がかかり、その費用は原因者が責任を持って負担しなければいけません。また、事務処理に消防署・市役所・保健所・警察署などが出動して原因の調査・油の回収・処理にあたり、付近の住民の迷惑となります。
油の流出事故
オイル吸着マットによる油の回収作業
油が水に浮いている模様