記者発表資料
平成21年02月25日

国土交通省
福島河川国道事務所



松川堤防での医療用廃棄物について



 1月に阿武隈川左支川「松川」の堤防(福島市本内地内)で不法に投棄されたと思われる医療廃棄物が見つかったことをお知らせしましたが、2月9日までに隣接箇所を確認したところ、あらたな廃棄物は見つかりませんでした。

 発見された廃棄物については、適正に処分しましたのでお知らせいたします。

 なお、管内の不法投棄の現状について資料を添付しています。河川への不法投棄防止について、皆様のご協力をお願いいたします。

1.廃棄物発見日時及び場所等
 
  @発見日時:平成21年 1月21日(水)16:00頃
  A発見場所:福島市本内字東下釜地内
         (松川左岸0.5kp付近 堤防川側の法尻付近)
  B発 見 者:佐藤建材工業(株)(福島地区堤防法面補修工事 施工業者)

2.経過
 
 福島河川国道事務所では、1月22日に福島北警察署へ通報し、1月23日に関係機関と現地立会いを行いました。その結果、医療廃棄物は、特別管理産業廃棄物に該当することから、警察及び関係機関立会のもと専門の処理業者(許可業者)に委託し処理しました。
    
  [補足]廃棄物処理の概要
      @処理月日:2月20日(金)〜2月24日(火)(日曜を入れない4日間)
      A処理した廃棄物:注射器、注射針、薬液空ビン(処分量:土砂含み6t)


 ○医療廃棄物位置図
 ○医療廃棄物平面図等
 ○処理状況写真
 ○【別紙−資料】阿武隈川上流の不法投棄の現状及び対策

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 医療廃棄物は、最近投棄されたものではない可能性が極めて高いため、今のところ、投棄者に関する有力な情報はありませんが、福島河川国道事務所では、投棄した相手方が特定できれば、処理費用の負担を求める方針です。
 別紙は、近年の当事務所管内で発生した不法投棄に関する資料です。
 当事務所では、後を絶たないゴミ等の不法投棄に対して、警告看板の設置、河川巡視の強化及び車両乗り入れの規制等の実施など対策を実施していますが、不法投棄が行われているのが現状です。
 河川を利用される皆様の安全確保と河川環境を守るためには、地域の皆様と連携した取り組みが必要不可欠です。引き続き不法投棄の撲滅にご理解、ご協力のほごよろしくお願いいたします。
 不法投棄などの異常を発見した際の情報提供につきましてもよろしくお願いいたします。
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福島県政記者クラブ、福島市記者クラブ


問い合わせ先
国土交通省  東北地方整備局 福島河川国道事務所
      河川管理課 課長 片桐 真也(内線331)
      電話  024(546)4331(代表)
   伏黒出張所 所長 高橋 隆 (内線6221) 
      電話 024(585)3233(代表)