記者発表資料
平成20年01月17日

福島河川国道事務所



福島県内3箇所で自転車走行環境整備のモデル地区に取り組みます


国土交通省と警察庁が合同で募集した、今後の自転車走行環境整備の模範となるモデル地  区に、福島県内で3箇所が指定されました。
 指定されたモデル地区は、「福島地区(福島市)」、「郡山地区(郡山市)」、「会津若松地区(会津若松市)」の3箇所であり、今後、各地区の検討会で具体的な構造等を検討し、平成  21年度を目標に積極的に自転車走行環境の整備を図ります。
 各モデル地区においては、「分離」された自転車走行空間(自転車道や自転車レーン)を  戦略的に整備するため、事業進捗上の課題に対する助言の実施や、交通安全施 設等整備事  業等により重点的な支援を行います。

 参考: 全国98地区 東北11地区 福島3地区

◆自転車をとりまく環境
 ○自転車は通勤・通学・買い物など日常生活の交通手段や、サイクリングなどのレジャー手段  等、様々な目的で多くの人に利用されています。また、近年では環境面においても環境負荷  の低い交通手段として見直され、健康志向の高まりなどを背景に、今後更に自転車利用の増  加が見込まれているところであります。
 ○しかしながら近年では、歩行者と自転車の交通事故が増加傾向にあり、自転車が歩行者の安  全な通行の妨げとなるケースが散見されます。一方で自転車乗用中の事故も少なくなく、自  転車の安全な通行が確保されているとは言えない状況であります。安全な自転車走行空間の  不足や、自転車利用者のマナーがその一因であると考えられており、自転車・歩行者が安全  に通行できる環境が求められています。

◆モデル地区の概要(別添資料
 ○モデル地区として指定された「福島地区(福島市)」、「郡山地区(郡山市)」、「会津若松地  区(会津若松市)」の3箇所では、自転車関連事故が各地区年間100件以上(平成18年)  と、県内でも高い事故発生件数となっています。
 ○また、自転車交通量や歩行者交通量も多いことから、歩行者と自転車が安全に通行できるよ  うに、自転車道や自転車専用レーン等の整備を実施します。



福島県政記者クラブ、福島市政記者会、郡山記者クラブ、会津若松市記者クラブ

問い合わせ先


○国土交通省 福島河川国道事務所 道路管理第二課 課長  嶋津 君雄 TEL:024-539-6131

○国土交通省 郡山国道事務所   管理課     課長  今野 悟  TEL:024-946-8165

○福島県警察本部 交通部交通規制課                  TEL:024-522-2151

○福島県土木部  道路環境グループ 主任主査      佐藤 芳之  TEL:024-521-7475