前回に続き、ダム管理のお仕事を覗いてみました。今回は漏水量観測についてです。
漏水量観測設備では、三角堰が設置され漏水の流量・水温・濁度が測定されていました。
念の為、目視でも流量を確認します。
漏水量観測設備は薄暗く、ライトを片手に持ちながらの作業でなかなか大変そうでした。
そして、漏水量観測設備で測定された水は排水ポンプまで流れて行きます。
排水ポンプは監査廊の一番深い所(地下95m)に3台設置され、
水が貯まると自動排水されるようになっています。
(1台あたり1分間に600Lの水を排水できるそうです。)
浸透流・漏水量観測は毎月行い、観測数値に誤差はないか、急激な変化はないかなどを確認しています。
排水ポンプの近くには定礎石があります。
ダム管理のお仕事を覗いてみました。その2
漏水量観測設備(三角堰) |
漏水量確認中 |
排水ポンプ |
排水ポンプのそばにある『定礎石』 |