金ヶ崎町三ヶ尻地区水防訓練
平成19年9月の大雨による北上川の増水で、金ヶ崎町では三ヶ尻地区に避難勧告を 発令し、地域の方々は避難を余儀なくされ不安な一夜を過ごしました。その洪水による 教訓を忘れないよう地域住民が一体となった自主防災組織を平成20年から組織し防災 意識向上と技術研鑽を図る目的で、水防訓練を実施しています。
今年は7月27日(月)に三ヶ尻堤防右岸において、水防訓練を行いました。
今回の水防訓練では、月の輪工法と釜段工法を実施し、水防工法の習得に励みました。 備えあれば憂い無し。一致団結し立派な仕上がりとなりました。
水防工法について
川裏側の漏水箇所には月の輪工法、堤防からやや離
れた平地には釜段工法が用いられます。どちらの工
法も土のうを積み上げ、水深を保つことで川側と水位差
を小さくして漏水量の増加を抑え、堤防内部の土砂
流出による決壊を防止することを目的とします。
土嚢製作の様子
月の輪工法
釜段工法
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