夏休み親子探検隊のみなさんによる
国道施設見学が行われました!
〜一般国道4号「あさか野バイパス」針生高架橋(仮称)上部工工事現場にて〜



 平成18年8月19日夏休み最後の土曜日、親子探検隊36名が国道施設の見学を行いました。午前中は針生高架橋(仮称)、堂前地下横断歩道及び先日貫通した甲子トンネルを、午後は猪苗代町の風力発電施設等をそれぞれ見学しました。普段何気なく通っている道路ですが、職員からの説明を受けながら興味深く、多方面から学んでおりました。



見学会の様子

(写真1)
加藤技術係長からの概要説明に聴き入る隊員たち。
(写真2)
橋脚に設置された階段を上り、頭上に気をつけながら橋梁上部へ移動。
(写真3)
橋上へ移動し、コンクリート打設が終了した上を見学する。
(写真4)
上部工の架設方法やボルトの締め付け方法などの説明を受けました。
(写真5)
熱心なお父さんからは鋭い質問も飛び出しました。
(写真6)
せっかくなので橋桁の中も探検。足下に気をつけながら降りました。
(写真7)
ふだん入ることができない橋桁の中でその暑さに驚きながらも、「秘密基地みたいだ!」と喜ぶ子供もいました。
(写真8)
よっこらしょ、よっこらしょ、やっと涼しい所へ戻ってきました。
(写真9)
最後にみんなでパチリ!

 見学会ではたくさんの質問が出ましたが、以下に代表的なものをご紹介します。
Q1.鋼製の橋だけど暖かいとどの位伸びるの?

 A.鉄は、1℃の温度上昇で100mで1.2mm伸びます。針生高架橋は、886m有るので1℃の温度上昇で10.6mm伸びることになります。(コンクリートも鉄とほぼ同じ伸び量です)
Q2.ボルトがいっぱいあるけどちゃんと穴が合うのかな?

 A.全部ぴったりと合うように作られています。
Q3.ボルトに不良品はないの?

 A.ボルトを締める前に抜き取り検査をして不良品が無いことを確かめています。
Q4.コンクリートが打ち終わった後をみるとコンクリートが空中に浮いているように見えるけど、どうやってコンクリートを打ったのですか?

 A.型枠を使用してコンクリートが下に落ちないようにして打ちました。
Q5.地震が来たときには大丈夫なのですか?

 A.強い地震にも耐えられるような構造になってるので大丈夫です。
Q6.全部でどの位のコンクリートを使うのですか?

 A.基礎杭で約9,000m3、下部工で約5,300m3、床版で約2,600m3、合計で約16,900m3になります。


前のページへもどる