延長床版プレコンポ工法現場見学会

〜騒音と振動を抑えスムーズな走行を実現する環境工法〜


                                      平成18年12月18日(月)実施
 
 
高架橋の橋梁部と土工部との間には伸縮継ぎ手が設置されています。この個所に段差が生じることで車両通行時の騒音や振動が発生していました。この伸縮継ぎ手を土工部側へ移設して延長床版を設けて土工部の沈下を防ぎ、騒音や振動を低減させるのが「延長床版プレコンポ工法」です。
従来の工法と比較すると次のような特徴が挙げられます。
 @約4分の1の時間で施工が可能
 A特殊継ぎ手で版同士を結束するため、段階施工が可能
 B高さ調整機能があるためミリ単位の調整ができ、設置精度が高い
 C工場製作であるため品質が安定している
 D滑動面の精度がよく、安定した滑動が得られる
 E安価である





見学の様子
(写真1)事務所職員をはじめたくさんの関係者が集まりました

(写真2)RCプレキャスト製の延長床版をクレーンで設置します
(写真3)強固なゴム製の伸縮継ぎ手。気温に合わせて伸縮します
(写真4)設置位置が確定したら床版同士を締め付けて固定します
(写真5)延長床版設置が完了した高架橋終点側
(写真6)パネルを使用した施工業者による概要説明



前のページへもどる