太古から氾濫を繰り返してきた最上川。その洪水の歴史も古くからありますが、ここでは昭和の時代から紹介します。昭和8年に内務省直轄として現代のような本格的な最上川の改修工事が始まりました。しかし、昭和19年、42年、44年、50年と集中豪雨などにより、大きな洪水が県下を襲いました。特に昭和42年8月の羽越水害は県南部を襲い(小国532ミリ、長井292ミリ)、死者8名、負傷者137名という未曾有の洪水で、激甚災害に指定されました。
昭和42年8月
(羽越水害)
県南部を中心に襲った集中豪雨。大正2年の被害に匹敵するものとなり、死者8名、負傷者137名の被害が出た。激甚災害に指定された。
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