浅瀬の石の下に、頭だけを出してかくれているカジカを「ガラス箱」でのぞき、ヤスでつくというのがこの漁です。カジカは保護色で、区別できないぐらい川底の石とよく似ています。慣れないと見つけるのがむずかしく、やっと見つけてヤスをかまえても、すぐ石の下にかくれてしまうなんともやっかいな魚です。ついたカジカは串に刺して焼き、サンショウ味噌をつけて食べると、こうばしくてとてもおいしい魚です。この漁は、昭和三十年代までの子供たちにとって、とても楽しい川遊びのひとつでした。 |
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資料提供:本合海エコロジー
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